S.E.A.通信
明けましておめでとうございます
昨年4月に入社した 小菅 円 と申します
さて、年の暮れに親戚が「お正月のお花に」と寒桜を持って来てくれました
母は、花鋏を持ってパチパチと枝ぶりを整えご仏壇にお上げし、
切り取られた枝の幾本は、正月の盛皿の脇飾りとなりました
それでも残った枝があったので、小さな花器に活けてみました
母と違い、私は生花の心得はありません
でも、母から「天・地・人」という言葉を聞いた記憶があるので、
「高・低・中」とすれば、なんとか恰好がつくだろう、と気楽なものです
花器は小ぶりながら「陶芸作家:安西 桂」さんという方の立派な作品です
10年位前に、茅ケ崎で展覧会があった時に奮発して購入しました
素朴な色合いと、断崖を思わせる造形に心惹かれ、母と私の「お気に入り」
どうでしょう、岩肌に根を張り花を咲かせる桜の雰囲気が出ているでしょうか?
まだ枝が余っているので、
「そうか、お正月だから竹もOKよね」と、これは「投げ入れ」風(オホホ~)
花器もぐっとくだけて、お中元に頂いた羊羹の器に使われていたものを再利用
いいんです、要は楽しくHAPPYな気分になれば
母は、更に、花瓶の水替えの時に首の折れてしまった花を
調味料の空瓶に活けていました
空瓶を綺麗な包装紙でくるんでリボンを掛ければ(お菓子に使われていたモールも便利)、
立派なミニチュア花瓶に早変わり
これは、どこかのホテルか喫茶店でミニ花瓶に花を活けてあるものを、低価格で真似っこ
食卓や玄関、トイレ等々にチョコっと飾ると心なごみますヨ