S.E.A.通信
少しずつ秋が深まってきましたね。
スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋・・・、
ということで、絵本画家の垂石眞子さんの原画展鑑賞で
湯河原町にある「ギャラリー・カフェ 飛ぶ魚」へ行ってきました。
湯河原町の丘の中腹に建つ「ギャラリー・カフェ 飛ぶ魚」さん
ギャラリーのマダム・作田さんは元・編集長で、
今回のテーマは、その時に担当された絵本
「わたしのかさはそらのいろ(「文:あまん きみこ、絵:垂石 眞子)」です。
この日は眞子さんのトーク会もあり、
こじんまりとしたかわいいギャラリー会場に、20人位の参加者。
このアットホームな雰囲気の中、眞子さんのお話が始まりました。
作品に対する眞子さんのイメージや思い、
絵を描くに当たって取材した「大西洋傘店」さんのお話、
作田さんとの打合せ、
「わたしのかさはそらのいろ」が出来上がっていくまでの
色々なエピソードを語って下さいました。
お話は、他の作品へも広がっていきます。
「初めて子どもが目にする絵だからこそ、本物を描きたい」
という眞子さんの絵本に対する真摯な姿勢が、
軽妙なお喋りの中からさりげなく伝わってきます。
1時間半近くのトーク会は、あっという間に終わってしまいました・・・。
絵本は裏表紙まで含めて絵本なんだそうです(今回の収穫学習)。
今度、絵本を手にする機会があったら、是非、裏表紙にも注目してみてさいね。