S.E.A.通信
こんにちは (^o^)/
現場レポートをお伝えします。
私たち建設業は、災害を未然に防ぐためや環境を改善するための工事も担っています。
現在弊社が施工しているのは、
藤沢市下土棚遊水地の “遮水壁(しゃすいへき)工事” です。
遮水壁工事というのは、河川堤体や遊水地の漏水対策のため、
地下水を遮断する壁を地下に造る工事です。
地下に壁を造る… 高度な技術を必要とする工事なのですが、表面からは何が起こっているのか全く分かりません。
この工事では環境に配慮したエコクレイウォール工法を採用しています。
これは、セメントを全く使わずに、
既存の土とベントナイトという天然粘土鉱物を撹拌混合(かくはんこんごう)することで遮水壁を造成するという工法です。
このベントナイトは化粧品や食品添加物にも使われる材料で、安全性が認められています。地面下の材質にも環境を配慮しています。
この大きな施工機が移動しながら地下に壁を造っていきます。
この時点では深さ40メートルを掘りながら壁を造っています。
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私たち社員は、工事には直接携わらない事務職員も含め現場見学に訪れ、
現場監督から説明を受けます。
工事担当者や会社が担っている責任ある仕事を、社員全員で理解し、共有するよう努めています。