精神力と技術力を磨く公共工事
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湘南営繕協会という名前には、“小さなことから地域の皆さまのお役に立ちたい”という思いがこもっています。ですから私たちは規模の大きい公共工事をしていることを、ことさらに誇る気持ちはありません。『その施設を利用してくださる、一人一人に向かってつくる』。 私たちはいつも、そのことを忘れないでいようと思っています。
しかし、公共工事には非常に高い技術力と管理能力が要求されます。高度な資格も必要ですし、提出する報告書も、一般建築とは比べ物にならないほど詳細を極めます。それを当たり前のこととしてこなすことは、自分たちのレベルを上げることにつながります。どんな事態に直面しても慌てない、強い精神力と技術力を身につければ、湘南営繕に関わってくださるすべてのお客様の役に立つはず。そう信じて公共工事には積極的に参入することにしています。
地域の施設をつくる責任感と喜び
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これまでに手がけてきたどの工事も、それぞれに苦労があり、そこから得られる学びも大きいものがありました。その中でも湘南営繕協会のメルクマールとも言えるのが、2009年に竣工した御所見市民センター公民館と、善行小学校の建替工事です。
御所見市民センターは藤沢市の優良工事表彰を受け、善行小学校は仮校舎をつくることなく竣工を果たし、無駄な出費を抑えられたと大変喜んでいただきました。児童のみなさんからも感謝の手紙が届き、社員一同の士気をおおいに鼓舞してくれました。
この2つの工事で大きな自信をつけ、2011年には藤沢駅南口のバス・タクシーのターミナル広場の道路補修工事を受注。藤沢の交通拠点であるターミナル広場の舗装打ち替えは、まさに時間との闘いでしたが、無事に終えることができ、こちらも藤沢市より優良工事表彰を受けました。
一つ一つの工事が、自分たちを成長させてくれる糧。そしてそこで得たものを、私たちは地域に住む一員として、再び地域に還元できるよう、真摯に取り組んでいきたいと思います。