S.E.A.通信
まもなく妊娠9ヶ月。3度目のお産が近づいています。
長女を湘南鎌倉病院で、長男は自宅にて出産したのですが、今回もやはり自宅での出産を予定して準備を進めています。
私がこうして自宅出産をするに至った大きな要因は、初めてのお産を湘南鎌倉病院という素晴らしい病院で経験できたことにあると思います。
産婦人科の案内をご覧いただければよくわかるのですが、総合病院でありながら『本来お産は病気ではない、人間の生理的な営みの一つ』という考え方を根本に自然分娩を推奨。アクティブバース(いろんな姿勢で)、ナチュラルバース(自然な出産)を主に行い、母乳指導がしっかりしていて、会陰切開を安易に行わず、母子同室制、妊婦が心地よい姿勢でのお産のために畳の部屋が用意されています。
お産の前にはバースプラン(分娩計画)を提出しました。妊婦自身がどのように分娩を進めたいのか、医者や助産師任せではなく主体的なお産をするためにはとても大切なプロセスです。
病院や産院で出産するのが当たり前となった時代。最初に訪れた病院で当然のように医療介入が行われていれば、それを普通のことと受け入れてしまう人が多いのが現状です。
まわりの人もそうであれば、陣痛促進剤を使われること、剃毛されること、母子別室、寝ている間にミルクが与えられていたりすること、医者や看護婦が行うことなのだからどれもそういうものなのかと思い反発するような気持を持つようなことにはならずに済んでしまうのだと思います。
もちろん医療介入が必要なケースはあります。
湘南鎌倉病院でもその統計が実績の欄に載せられていますが、2009年度は7.9%とのこと。この数字からは大抵の人は自然分娩で出産できるということが言えると思います。
当時住んでいた鵠沼花沢町から湘南鎌倉病院までは車で20分ほどの距離。
産婦人科医の不足で産院が減る一方の近年、近くに『「安全」を最優先にしながら「自然に、自由に、満足できるお産を」』をモットーにしている病院があるなんて、とても幸せなことだと思います。湘南に住んでいてよかった。
その後の出産についても、自宅出産のためにお世話になっている助産院が湘南鎌倉病院と提携をしていることから、定期健診を受けに行っていますし、次の出産でも何か問題があればお世話になる可能性、搬送される可能性があります。
産婦人科はいつもとても混んでいて(他の科もそうみたいですが・・・)健診に行くのは毎度憂鬱なのですが、次回はちょっと楽しみです。
というのも、湘南鎌倉病院は9月1日に鎌倉市岡本に新築移転したのです。
産婦人科部長の井上先生は病院の副院長でもあり、数々の著書もある有名な先生です。娘をとりあげてくださった長谷川助産師長他とともに出されている『「なっとく出産」応援辞典』は、これからお産をされる方にとてもおすすめの一冊だと思います。
素晴らしい先生方やスタッフの思いが詰まってるであろう『お産センター』がどのような設備なのか、来月の健診時にじっくりみてきたいと思います。
記事一覧|清水恵子
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