S.E.A.通信
皆様、お元気でしょうか?
実は、
以前にも紹介した、
山口県岩国市の錦帯橋に行って来ました!
もう1ヶ月近く前なんですが・・・・・(社員研修で)
それにしても、橋好きにはたまらない美しい外観です。
当日はおかげさまで良い天候に恵まれ、橋をじっくり眺めることができました。
日本橋(東京)、眼鏡橋(長崎)とつづく日本三名橋となっています。
しかも、裏側の木組みもまた美しいです!
かすがい、巻き金で木組が補強されているのがよくわかります。(黒い部分)
この橋の歴史は、江戸時代からになります。
当時、錦川のお城の対岸に住む中流武士は川を渡らないと、
お城へ行くことができず、橋がとても必要でした。
しかし、橋はつくるものの、何度も洪水で流され、
「流されない橋」を作るにはどうしたらよいのか?
という難問に当時の技術者が立ち向かいました。
そこで、出した答えが、橋脚がすくない、このアーチ形状だったのです。
(橋脚が多いと洪水で飲みこまれやすい為)
川幅が200mと広いので、結果として5つのアーチ形状となりました。
このアーチの曲線は、ヒモを両手にもって垂らしたときにできる
「カテナリー曲線」と言われています。
この曲線は実は自然美なんですね。
「美しきもののみ機能的である」
という名建築家 丹下健三の言葉を思い出しました・・・・
ちなみに
このあたりの地域は日本酒が有名です。
この橋の形状にちなんだの名酒「五橋」というのがあります。
おすすめです。(大変飲みやすいです)
山口県は湘南からは遠いですが、錦帯橋は見に行く価値があります!
よかったら行ってみて下さい。